リモートワーク効率化に向けて自宅環境の整備をしてみた
今回の記事は本ブログの趣旨から外れるため投稿するか迷いましたが,是非皆さんも自宅整備を実施してもらいたいと思ったため例外的な記事として投稿します.まだ,自宅環境を整備していない方はこの機会に是非整備してみてください.
自宅環境は整備しよう
結論から述べるとテレワークにおける自宅環境は絶対に整備するべきだと思います.
世界中に大きな影響を及ぼしてるCOVID-19により,私たちの生活は今現在大きな変革を求められています.例えば,集団感染を未然に防ぐために学校ではリモート授業などの導入によって教育の仕方が変わり,企業では時差出勤やリモートワークなど働き方に変化が起きています.日本企業では皮肉にもこのパンデミックによって,大きくIT化が推進されたと言うのも事実だと思います. また,日本という国のIT化における課題も垣間見れましたね.特別給付金のオンライン申請が実は手動だったという真実には驚きを隠せませんでした.これは,システムを実際に使っている人に問題があるのではなく,システム導入を主導していた側の目的に問題があると個人的には思うので,今回の結果を踏まえて改善していってくれることを期待します.
さて,新しい生活様式としてリモートワークが主軸になりつつ過程で,改めてオフラインでの業務が重要だと感じた人や在宅だと誘惑が多くて集中できないなど様々な価値観を皆さんも抱いていると思います.
ですが,私がここで私が言いたいことはオフィスと自宅の環境が異なる状況下でリモートワークで生産性が落ちたという安直な解に落とし込まないでということです.普段慣れ親しんだ作業環境と異なる環境で作業すれば,生産性が落ちるのは必然です.オフィスでの作業を想定してここでは記載しますが,少なくともデスク,パソコン,ディスプレイ,マウス,キーボードの最低限この5つだけでもオフィスと同じ水準の環境を揃えることが重要だと思います.
本記事ではリモートワークのメリットが多いということに気づいたにも関わらず,COVID-19が収束したら全てをオフラインに戻すと言った安直な考え方をしないで,少しづつでもオンライン化が進んで新しい技術やツールが生み出される世の中になってくれることを期待して私が整備した自宅環境と環境整備による効果をまとめました.
購入した機器
早速,私が実際に購入した備品と機器について記載していきます.
私がリモートワークを実施する中で揃えた物は以下の5つです.
- デスク
- ディスプレイ
- マウス
- キーボード
- PCスタンド
あまりコストは掛けたくないとは思っていたので必要最低限の物だけにしました.また,デスクに関しては家の間取りとの兼ね合いで選んでおりますが,その他の物はオフィスで利用していた物に寄せて選んでおります. どうしてもコストを掛けたくないという方はディスプレイとマウスとキーボードを揃えればQoLが格段に上がりますので騙されたと思って整備してみましょう.
次からは具体的に購入した詳細を記載していきます.
デスク
私が購入したデスクはニトリのシステムデスク(ザッキー 110 WW)です.
サイズは幅110cm×奥行53cm×高さ115cmでありデスクスペースと本棚スペースを同時に確保できる点が購入の決め手になっています.
やはり業務上たくさんのメモをとったり書籍を閲覧することからデスク1つで収納も兼ねているのはポイントが高いです.デスクの下にも物が置けるスペースがあるのでデスクを常にスッキリした状態に保てるので綺麗好きな人にもおすすめです.
ディスプレイ
ディスプレイの選択は非常に悩みましたがコスパを考慮してLG モニター ディスプレイ 29WL500-B 29インチにしました.
業務では上位機器にあたる「LG モニター ディスプレイ 34WL850-W 34インチ」を利用しており,同じ物にしたかったのですが34インチのディスプレイをデスクにおいた際の圧迫感を気にしてインチが小さいディスプレイにしました.
結果としては29インチにしてして良かったです.ディスプレイのサイズは幅69.8cm×奥行20.9cm×高さ41.1cmとなるため幅には若干の余裕があるのですが,実際に置いてみると29インチでも多少の圧迫感があるので34インチだったらと想像すると恐ろしいです.
マウスとキーボード
続いてマウスとキーボードです. マウスは端末がMacbookProということもあり,MagicTrackPad2を利用しています.キーボードはHappy Hacking Keyboard Lite2(英語配列)ですね.
この2つに関しては基本的には会社で利用しているものと同じ物にしています.
HHKBに関してはProfessionalの方が絶対に良いとの声が聞こえてきそうですが,個人的には打鍵した際の感覚と少し音がうるいさい方が好きなのでLiteを利用しています.
PCスタンド
最後にPCスタンドですが,こちらは LAMPOクラムシェル ノートパソコンスタンド マックブック PCスタンド にしました.
業務では利用していないのですが,購入したデスクがそこまで広くはないことからディスプレイとMacbookProを置いてしまうとほとんどスペースがなくってしまうためMacbookProを据え置きの端末として利用するためにスタンドを購入・利用しています.
ディスプレイがワイドモニターであるためMacBookProの画面がなくても2画面での作業と同等の環境が再現できるのでMacのディスプレイは使わなくても問題ないですね.
自宅整備を実施して良かったこと
ここまでで購入した備品・機器について話してきましたが,ここからはそれらを導入して良かったことについて記載していきます.
生産性
やはり環境を整備する前と後では作業効率が格段に上がりました.
特にディスプレイを導入してからは作業スピードが2倍ほど向上したように思います.
調べ物をしながら作業を行うという方は絶対にディスプレイを導入して2画面の環境を用意することをオススメします.複数のアプリケーションを移動する度に目がちらついて作業に集中できないなんてこととはさよならしましょう.
モチベーション維持
これは全員に当てはまるとは言い切れませんが,私はリモートワークにおけるモチベーション維持に繋がりました.
家では誰かに常に監視されている訳ではないため集中して業務を遂行し続けるには個人の強い意思が必要になってきます.少しでもその意思を手助けするためにデスク環境が綺麗で作業しやすいことが起因すると感じます.
また,デスクに座ることで作業を開始するぞという気持ちが切り替えられるようになったので,リモートワークが始まるまでに気持ちが切り替えられないと言った人にもデスクが整備されているとオフィスに来て作業しているかのように気持ちの切り替えがスムーズに行える副次的な効果もあると思います.
個人ワーク時間が増加
良かったことの3つ目はリモートワークの環境を整備することで個人ワークの時間が増加したことです.
昨今ではプライベートの時間でスキルアップを図っている方が多いと思いますが,私もその内の一人で隙間時間や休日等を使って勉強したりしています.リモートワークの環境を整備したことによって机に向かう習慣を強制されたのか,意識することなく机に向かい個人ワークの時間が捗るようになりました.知識や技術は常に進歩しており,すぐに陳腐化するのでキャッチアップする時間を多く設けられるようになったことは個人的には思わぬ収穫でした.
まとめ
リモートワークの効率化に向けた自宅環境について,オフィスと同じ機器を整備するという観点で作業効率が向上するということを述べてきました.思わぬ収穫が誰しもあるはずなので,是非皆さんもリモートワークにメガティブな印象を持つのではなくどうすればリモートワークで生産性を高められるかを考えて行動してみてください.
今回はデータサイエンスやソフトウェアエンジニアリング以外の内容について記事を書きましたが,次はデータサイエンス関連の記事を書きたいと思います.